美容師の仕事

昔から何の理由もなく美容師になりたくて美容師になった私はあまり自分の職業については深く考えませんでした。技術や接客を学んだりおしゃれで自由で人を可愛くしたり自分のイメージ作品に出来たりそれに向かって一直線で（いろいろ迷いながらも）。ただここの所美容師と自分との関係が枠がなくなって自由な気持ちで仕事をするようになったら周りの見えなかったことがぽつぽつ。何年かぶりのお客様からメールがありました、お母様がご病気で起き上がれるのもやっととの事ですがそんなお母様の髪の毛をなんとかきれいにしてあげたいとの内容でした。ドキッとしました、どんな方法でも切って力になりたいと思ったと同時に人にとってどんな状況でも髪をきれいにするとは大きな意味があるのだなぁと。うまく伝えられませんが以前も何度か似た経験があったはずなのに今回自分にとっては大きな感情だったのです。７２歳になる母と同じ空間で同じ仕事をしている時間今までも出来たはずなのに嫌がっていたくせに今の私にぴったりなのです、半ば強引に進めたこのスタイルもまだ始まったばかりですがどこかから力が湧いてくるようで。これからまた新しいことやどんなことも美容がしていきたいと思いますってそんな普通の締めになってしまいましたー